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設立以来、最高の売上実績
《家の光製本梱包》

鈴木寛 代表取締役社長
鈴木寛 代表取締役社長
 家の光製本梱包(株)(鈴木寛・代表取締役社長)は6月25日の株主総会で18年度決算などを承認した。
 売上高は12億5800万円と前年度より約8600万円増え、平成元年の設立(新宿製本(株)と協同梱包(株)の2社合併)以来、最高の売上高となった。事業部門別には「製本」が5億1800万円、「梱包」が6億4500万円、「ラッピング」が9500万円となった。このうち梱包部門が前年より約7000万円と大幅に増加、鈴木寛社長は「安定取引先からの受注が確保できた」と要因を挙げる。ただ、経常利益は一般管理費が増加して前年より380万円減の8600万円となった。当期利益は4098万円。
 同社は6月1日から機構を一部改革、新たに営業本部を設置し同本部のもとに製本・ラッピング部門担当の「営業1部」と梱包・発送部門担当の「営業2部」とする体制とした。製本から梱包、発送までの一貫受注など部門ごとの連携強化が狙い。
 鈴木社長は「19年度は増収増益が目標。そのため戦略的な営業展開のほか、製作現場と営業との連携も重視、品質管理など一体となって取引先の信頼確保をしていく」と話す。
 来年1月には一部の製本機械を更新する予定で生産能力もアップする見込み。「更新でどういう事業展開が可能になるのか、現場からの提案も求めているところ」だという。
 なお、同社常務取締役には前野三衞氏が新たに選任された。
(2007.6.5)


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