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アグリビジネス業界ニュース

平成19年9月期決算を公表
《丸山製作所》

 (株)丸山製作所はこのほど、平成19年9月期(平成18年10月1日〜平成19年9月30日)の連結業績を発表した。
 それによると、同社の主力事業である農林業用機械部門では、水稲作付面積の転作等による減少、異常気象による成熟障害の発生、肥料や燃料などのコスト増もあり、農家の設備投資意欲が低減しているが、同社では国内5支店においてエリアのマネジメント力を強化し、地域密着の営業活動を継続し、販売拡大に努めてきた。
 その結果、同社グループの売上高は、国内では主力のアグリ流通の減少をホームセンター流通の増加で補えなかったため、国内売上高合計は減少した。海外売上高は、中南米・欧州向けが順調に推移したため、農林業用機械、工業用機械共に増加した結果、国内外の連結売上高は310億500万円(前期比3.3%増)となった。
 利益面では、原材料の高騰が続いているが、同社グループ全体で経費削減を推進し、利益向上に努めた結果、連結経常利益は3億6700万円(前期比34.7%増)となった。連結当期純利益では、移動式粉末消火設備のリコールに伴う特別損失計上があったが、投資有価証券売却益の計上により、1億6100万円(前期比11.5%増)となった。
 次期連結業績予想では、連結売上高315億円(前期比1.6%増)、連結経常利益4億円(前期比8.9%増)、連結当期純利益2億円(前期比24.2%増)を見込んでいる。

(2007.11.19)



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