(株)サカタのタネ(坂田宏社長、本社:横浜市都筑区)が友の会会員向けに発行している『園芸通信』2月号では、『実践! 楽しく簡単 野菜づくり』をキッチンガーデン編と菜園編の2部構成で特集した。
キッチンガーデン編については、園芸家・フォトグラファーの青木純子さんが紹介。ワクワクするタッチで比較的手間のかからない、楽しい野菜づくりを紹介している。ちなみに、青木さんは庭で育てた草花を使い、生花のアレンジや押し花、ドライフラワーを作るアフターガーデニングを提案している。
また同氏は、果菜類の株元の有効活用やガーデンレタスミックス、スイスチャード、ミニトマト、ゴーヤーなどの栽培を取り上げながら、菜園からの贈り物を美味しくいただくコツを披露している。
菜園編では、シーダーテープ(注)による栽培を取り上げた。家庭菜園で楽しくも辛い作業のタネまき。シーダーテープ栽培では、手間をかけずに、簡単にタネまきができる。
『みわくのコーン ゴールドラッシュ』(スイートコーン)、『ゆめのコーン85』(同)、『雪美人』(ダイコン)、『玉波』(カブ)、『青帝』(チンゲンサイ)、『ベーター312』(ニンジン)などの栽培のポイントをわかりやすく解説している。
『園芸通信』への問い合わせは、サカタのタネ 通信販売部 電話(045)945−8824まで。
(注)シーダーテープ
タネが封入されたひも状のテープのこと。タネは、野菜の種類によって適切な株間をあけて封入されているので、畑にテープを伸ばすだけで株間の測定やタネの粒数をかぞえる手間もなく省力的。テープの素材は、水を与えると溶ける性質になっている。
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