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アルバリン顆粒水溶剤 果樹カメムシ類防除に
《アグロ カネショウ》

カメムシ類の防除に
カメムシ類の防除に
 上市3年目に入ったアグロ カネショウ(株)(櫛引博敬社長、本社:東京都港区)の新規浸透移行型害虫防除剤『アルバリン顆粒水溶剤』(有効成分:ジノテフラン)が、最近問題となっている果樹カメムシ類の防除を中心に好評を博している。
 「アルバリン」は、三井化学(株)が開発した化学構造にハロゲンを含まない自然にやさしい害虫防除剤。
 従来の害虫防除剤である有機リン剤、カーバメート剤、合成ピレスロイド剤および既存のネオニコチノイド剤とは異なる化学構造と作用性を有している。「スタークル」とは兄弟関係にあり、フラニコチニル系に属している。
 『アルバリン顆粒水溶剤』は、平成14年4月23日付けの農薬登録(農林水産省登録第20812号)で、かんきつ・果樹専用防除剤に位置づけられている。かんきつ、もも、なし、かき、りんご、ネクタリンのカメムシ類を中心に、コナカイガラムシ類、ハモグリガ類など広範囲の害虫に優れた効果を発揮する。
 カメムシ類への直接の殺虫効果持続期間は約7日間ながら、その後も吸汁阻害効果が持続するため、被害防止効果は2週間程度期待できることが、大きな魅力となっている。
(2005.8.15)


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