| サタケは、本年2月に発売した「低コストで」「必要なときに」「必要な場所で」利用できる『移動式 色選ユニット』のシリーズ化を行い、小型・大型ユニットの全6機種をラインナップし、5月15日より発売を開始した。
『移動式 色選ユニット』は、色彩選別機の設備を1〜4つのユニットに分割し、積み木方式で簡単に組み立てられる、という独創的な製品だ。1台の色選ユニットを移動させることにより、複数の施設で利用することができ、米の品質向上と設備投資の抑制を実現できる。
今回のシリーズ化は、色彩選別機の処理能力の違いにより、小型ユニット3タイプ（処理能力：玄米0.25〜1.0t/h、白米0.5 〜2t/h）、大型ユニット3タイプ（処理能力：玄米1.8〜5.4t/h）の全6機種をラインナップ。顧客の経営規模やニーズに合わせて選ぶことが可能となった。
小型ユニットは、「本機・投入ホッパ・昇降機一体型」に、大型ユニットは、「本機・空気輸送ユニット」「タンクユニット」「付帯ユニット」に分けられており、それぞれトラックでの搬入・搬出を考慮した設計となっている。
小型ユニットは担い手農家（認定農業者・集落営農組織）に、大型ユニットは、カントリーエレベーターやライスセンターへの導入を見込んでいる。このユニットは、受注生産方式とし、価格は機種により700万円〜5.000万円程度となるが、詳細はサタケ企画推進課に問い合わせのこと。
◎企画推進課＝ＴＥＬ082-420-8720
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