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待望のコケ類防除剤 |
石原産業（株）および石原バイオサイエンス（株）はこのほど、ゴルフ場のベントグリーンを対象とした秋（冬）期芝生育期での「コケ類」防除剤『タスク顆粒水和剤』（有効成分：カルフェントラゾンエチル）において登録を取得し、新たな販売展開に入った。 『タスク顆粒水和剤』は、西洋芝（ベント芝）に発生するギンゴケなどのコケ類（蘚類）を防除するもので、米国ＦＭＣ社が開発したカルフェントラゾンエチルを有効成分とした光要求型の除草剤。コケ類防除において、特にベントグリーンを対象とした除草剤が現場から希求されていた。
本剤は、0.03g〜0.06g／m2と極めて低薬量で速効的に効果を発揮し、コケ類の生育状況に応じ登録範囲内で薬量調整し、反復処理することにより完全なコケ防除を可能とし、さらに低コスト化がはかれるユニークな薬剤に仕上げられている。
主な特長は速効的にベントグリーン内のコケ類を防除、反復処理でコロニー形成期および生育盛期のコケ類にも卓越した防除効果を発揮、コケの生育状況に応じた低コスト防除が可能、土壌中での分解が早く環境に優しい、芝への着色の心配がなく粉立ちが少ない、など。
同社では、「ゴルフ場の常備薬として顧客各位の期待に応えていくよう、全力を尽くしてキメ細かな普及推進をはかっていく」としている。
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