アグロ カネショウ（株）（櫛引博敬社長、本社：東京都港区）は、主力製品の土壌消毒剤『バスアミド微粒剤』における安全かつ効率的使用に適した専用散布器（小面積用）『バスこまき』（平成18年７月10日発売開始）、『バスマッキ』（平成17年４月発売開始）を開発し、本格的な販売展開に入った。
土壌消毒剤分野に強みをもつアグロ カネショウ（株）。今回の２種類の散布器具を揃えたことで、小規模から『バスサンパー』（注）での中規模およびトラクター装着型の大型散布器具のラインナップをはかったことになり、小面積から大面積まで、安全でより効率的な処理をいっそう高めることになる。
『バスこまき』は、「小面積用で手軽に、均一に散布でき、１〜３a散布に最適」（同社営業技術普及本部）だという。散布幅約２ｍ、容量2.5kg。圧巻なのは散布時間で、１a当たり約３分（100坪では10分程度）となっている。簡便な散布を可能とした。
先行させた『バスマッキ』は、本体が極めて軽量だ。これも、手軽に短時間で均一散布ができるところに魅力がある。３a程度の、施設での散布に最適。散布幅50cm、ホッパー容量約10kg。ハンドル部の開閉レバーで散布量を調整する。
（注）『バスサンパー』 本体袋容量は約15kg。10〜30a散布に適している。風などの影響を受けにくく、均一散布が可能。
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（左）バスこまき・（右）バスマッキ |
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