照明・暖房両用のハロゲン燈や、防災用の個人シェルターなど、独創的なアイデアで話題の特許商品を発表している(株)パアグ(本社:大阪市城東区関目2-3-4)では、このほど斬新・優雅なシルエットで機能的な傘「SHIZUKU」を開発し、発表した。
雨傘や日傘などの形状は、これまでの常識では、丸いもの(または正六角形など)が当たり前だったが、同社は新しいスタイルと機能性を両立させ、雫のフォルムをしたエレガンスなデザイン傘『雫−SHIZUKU−』を商品化したもの。
この商品の最大の特長は、雫に似た形状の優雅なシルエットにある。雫のフォルムをした傘は、さしている人が濡れにくく、背中やお尻も濡れることが少ない。また、前方に「折り畳みバイザー」が付いており(特許)、前からの雨の吹き込みなどを効果的に防ぐなど。
およそ、人間が使ってきた道具の中で、傘のデザイン(形状)は、最も変化しなかった物の一つだと指摘する人もいる。かって、「シェルブールの雨傘」という映画があった。雨に咲く可憐な色彩の傘の花が、揺れ動くシーンが印象的だった。これからの雨の日を演出するのは、流線型の雫の形をした傘という日が来るかもしれない。
「SIZUKU」は、雨の日の進化した必須アイテムとして、TVなどでも紹介され、話題となっている。なお、この商品は日中共同開発商品であり、中国杭州で生産されている。
◎傘の仕様
骨:グラスファイバー
シャフト:スチール
把手素材:合成皮革・木製
生地素材:ナイロン46%ポリエステル54%・ポリエステル100%
生地特徴:UVカット99.5%、撥水加工有り
重量:400g
晴雨兼用(日傘使用可)
生地色は、「シャインレッド」「シャインゴールド」(共に女性用)、「ブラウンチェック」(男女兼用)の3タイプがある。価格は1本7980円(税込)での販売を予定している。
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