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CAT D6R SERIESIII ブルドーザ
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新キャタピラー三菱(株)(本社:東京都世田谷区、広瀬正典社長)では、第三次排出ガス規制に対応する、新世代環境対応型エンジン「ACERT」を搭載する中型ブルドーザーCAT・D6R SERIESIII
を8月10日から発売した。
高い生産性とスムーズな操作性で好評を博したCAT D6R SERIESII をモデルチェンジした機種で、車輌転倒時にオペレーターを保護するROPS/FOPS構造キャブを新たに標準装備したほか、足回りの摩耗寿命を大幅に延長する新開発のアタッチメント「ローリングブッシュ・トラック」を採用するなどして、ワンランク上の環境性能や安全性、操作性、サービス性を実現した。
主な特長は次の通り。
1.「ACERT」エンジン搭載。
○排出ガスを飛躍的にクリーンにしたキャタピラー社の新世代環境対応型エンジンを搭載。これにより、オフロード法および国土交通省の第三次排出ガス規制に対応する。
○電子制御により、1000万通りの噴射パターンの中から最適な量とタイミングで燃料を噴射。また、多段噴射によって燃焼温度を抑制、一酸化炭素や窒素酸化物など排出ガス中の有害物質も大幅に低減する。
2.安全性、経済性を向上。
○万一の際にオペレーターを保護するROPS/FOPS構造キャブを標準装備。また、作業装置の誤作動を防止する作業装置ロックスイッチを、ワンタッチで切替可能なロッカー型に変更。
3.最先端の操作性、サービス性を実現。
○フルタイムで左右の足回りを駆動し、牽引力を減らすことなく常に良好なステアリング操作が可能な電子制御式ディファレンシャルステアリングを全車に採用。
○ハイドロリックオイルフィルタを外部からアクセス可能にするなど、サービス箇所へのアクセス性の向上を図った。
標準販売価格(工場裸渡し)は、CAT D6R SERIESIII ブルドーザー(湿地車)で3090万円、同(乾地車)で3075万円。年間130台の販売を見込んでいる。
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