クラレグループのクラレプラスチック(株)は、農産物、海産物、堆肥などの汚れやすいモノを運んだりする場合に最適な「軽トラック荷台保護シート」を11月1日より全国のホームセンターなどで新発売する。保護シートは、取り付け、取り外しが簡単なので、汚れ物を運んだ後でも、次ぎの作業にスムーズに移行できる。
「軽トラック荷台保護シート」は、農業や水産業に携わる人たちの強い要望を受けて開発されたものだ。素材はポリエステル織物を塩化ビニールでサンドイッチした複合シート(通称ターポリン)を使用しており、水分を含んだモノを運んでも漏れることがない。
軽トラックに敷設したときに、荷台のリアゲート、両サイドゲートを開閉しても、弛みなどが生じないようにしてある。また、コーナー部分に工夫をこらし、折り曲げによる弛みは、ワンタッチで挟み込める(特許出願中)。
同社では、この製品を農業、酪農、水産業など、汚れやすいモノの運搬用、また各種配達を行う業種向けに展開していく考えだ。初年度の売上目標は1億円。製品の色は、イエロー、オレンジ、ワサビの3色で、価格は9800円。2006年11月1日より全国のホームセンターなどで販売される。
この製品に関する問い合わせは、同社フィルム・ラミネート事業部TEL03-6701-2294まで。
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