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「ベルト式磁力選別機」を発売
《サタケ》



ベルト式磁力選別機(MS-500)
ベルト式磁力選別機(MS-500)

 サタケ(本社:東広島市、佐竹利子代表)は、豆類・穀類や乾燥食品などの原料中に混入している磁性を帯びた異物や、酸化鉄を含む石・砂などを高精度で選別できる「ベルト式磁力選別機(MS-500)」を9月1日に発売する。
 「ベルト式磁力選別機」は、異物選別機のひとつで、磁力により原料中の磁性物を除去する装置だ。豆類(大豆・小豆など)、穀類(米麦・雑穀など)、乾燥食品(乾燥海苔、乾燥ひじきなど)や粉末食品(調味料・香辛料など)に混入している磁性を帯びた金属片や酸化鉄を含んだ石・砂・泥・虫糞などを選別することができる。
 また、比重選別機や風選機では除去できない軽石・土塊などのうち、わずかに磁性を帯びた異物も、除去することができる。
 選別は、6000ガウスと12000ガウスの2つのマグネットによる2段選別を行い、高精度の選別を可能にした(同社独自の構造)。この磁力選別機は、食品工場などで、より安全・安心な製品づくりに貢献するものだ。
 標準小売価格は、378万円(税込)。同社では、食品工場や精穀工場などに、年間30台の販売を予定している。

(2007.8.29)


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