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対象害虫によって
2種類が揃えられた |
三共消毒商事(株)(小川勝社長、本社:東京・品川区)はこのほど、ビニールハウス向け・粘着式捕虫紙『虫とりシート』2種類を新発売した。今後、JAなどへのアプローチを強化し、年間10万枚の販売を目指していく。
三共消毒商事(株)は、害虫駆除の老舗である(株)三共消毒のグループ会社。長年にわたり実際の害虫駆除現場でのテストを積み重ね、害虫駆除商品の開発・販売を行っている。新発売した『虫とりシート』は、ビニールハウス内の農作物などを害虫からしっかりガードしていくもの。
農家の防虫対策という観点だけにとどまることなく、三共消毒が実施している食品衛生分野から、農作物の現場に至るすべての製造・流通経路に対して、総合的な衛生管理を啓発するねらいもある。
もともと、微小昆虫(害虫)は、特定の色調を好む「走光性」(注)をもっている。同社では、この害虫の性質に着目し《イエロー》(対象害虫:コナジラミ類、ハモグリバエ類、アブラムシ類)と《ブルー》(同:アザミウマ)の2種類の『虫とりシート』を揃えた。
〈問い合わせ先〉
〒140−0011 東京都品川区東大井5−26−22 三共消毒商事(株)
電話(03)3474−2950 担当:松井
(注)光の刺激によって起こる走性のこと。光走性ともいう。昆虫などが灯火に集まるのが正の走光性で、ミミズが暗い方へ移動するのが負の走光性。
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