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『プロポーズ顆粒水和剤』を上市 野菜類べと病・疫病対策に朗報
《クミアイ化学工業》



『プロポーズ顆粒水和剤』
野菜類のべと病、疫病防除対策に期待が寄せられている『プロポーズ顆粒水和剤』
  クミアイ化学工業(株)(望月信彦社長、本社:東京都台東区)は5月30日、自社独自開発の新規殺菌剤「ベンチアバリカルブイソプロピル(コード名:KIF−230)」・TPNを有効成分とする野菜類べと病・疫病用殺菌剤『プロポーズ顆粒水和剤』の販売を開始した。
 ベンチアバリカルブイソプロピルは、1992年に同社グループで発見された、全く新しい作用性を有するアミノ酸アミドカーバメート系の新規殺菌剤で、卵菌類に属するべと病、疫病菌によって引き起こされる各種病害に対し安定した高い防除効果を発揮する。
 予防効果だけでなく治療効果も兼ね備えているため、感染後の散布でも防除効果を発揮し、感染初期段階の病斑拡大も阻止する。
 『プロポーズ顆粒水和剤』は、治療効果・予防効果ともに優れるベンチアバリカルブイソプロピルと保護効果の優れるTPNとの混合剤で、両剤の最適な特長を兼ね備えている。2つの特長ある有効成分を合理的に配合したことで、残効性や耐雨性などを含めて総合的に安定した防除効果が期待できる。
 今後の適用拡大は、年内に、はくさい、たまねぎを予定しており、さらに、大豆、小豆、メロン、すいか、ねぎ、キャベツなど多くの作物のべと病、疫病に対する登録を取得していく予定。国内販売目標は、約10億円。
適用病害と使用方法
(2007.6.4)


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