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好評の殺菌剤「ランマン」 べと・疫病に高い防除効果 |
本剤は、平成13年の農薬登録・上市で、今年6年目の普及展開に入ったが、約30作物と広範囲な作物に農薬登録を取得するとともに、ほうれんそう、非結球あぶらな科葉菜類などには収穫3日前まで使用が可能であるという大きな魅力をもっているところにある。 また、しょうが、みょうがの難防除病害である根茎腐敗病にも高い防除効果を示すことも指摘しておきたい。 具体的に特長を見ると、先ず実用処理濃度が50〜100ppm(2000〜1000倍希釈)となっており、既存のべと・疫病剤と比較し極めて低い処理濃度に仕上げているため、環境に対するインパクトが少ないと考えられる。 新規な作用機作を有するため、従来剤の耐性菌に対しても安定した効果を示し、ローテーション防除の1剤として、べと・疫病防除に大きく貢献している。 また、すぐれた残効性と耐雨性により安定した効果が期待できる。この長い残効性により、作物・生育ステージによっては、10〜14日間隔の散布も可能であり、農薬の使用回数の低減にも一役買う。 さらに、マルハナバチ、ミツバチなどの花粉媒介昆虫やオンシツツヤコバチ、チリカブリダニなどの天敵類にもほとんど影響がなく、IPM(総合防除)に適合した薬剤としても期待されている。 |
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(2007.7.4) |
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