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人気呼ぶ「ハスモン天敵」 環境に対する負荷小さく |
ハスモンヨトウ核多角体病ウイルスを有効成分(含量:包埋体数として10億/g以上)とした新しいコンセプトの害虫防除剤として登場したもので、生研機構の新事業創出研究開発事業に取り上げられ、かつ東京農工大の技術支援のもとに開発された。農薬登録の取得は、3月7日付け。 現在の適用作物・適用害虫はいちご、レタス、枝豆、大豆のハスモンヨトウとなっており、これは1000倍液での実用性が確認されたことによる。今後はキャベツ、しそ、さといもへの適用拡大、希釈倍数2000倍での実用化およびだいずでの無人ヘリ散布技術も期待されている。 本剤は、従来の化学合成農薬とは全く異なるメカニズム(感染致死)によってハスモンヨトウの幼虫を防除し、散布後に発生する世代に対する密度抑制効果が期待できるほか、天敵などの有用昆虫や植物、土壌中の有用微生物に対する影響も認められないことから環境に対する負荷の小さいことが、主な特長となっている。 さらに、特別栽培農産物に係わる表示ガイドラインにおける化学合成農薬の使用回数に含まれず、特別栽培農産物の生産に有用な資材としても期待されている。 【問い合わせ先】 日本化薬(株) アグロ事業部 電話(03)3237−5223 FAX(03)3237−5089 |
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(2007.8.17) |
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