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2つの一般向け水虫治療薬発売へ 「ラノコナゾール」で初
《日本農薬》



 日本農薬(株)(大内脩吉社長、本社:東京・中央区)では、独自創薬した「ラノコナゾール」(外用抗真菌薬)を初めて配合した2つの一般向け水虫治療薬を、2月1日には、全薬工業(株)ルートを通じ「ゼスパート(R)」として既に発売され、2月中旬にはゼファーマ(株)から「ウィンダム(R)」として、全国の薬局・薬店を通じて本格発売されることになった。
 「ゼスパート(R)」、「ウィンダム(R)」とも、日本農薬(株)が独自に創薬した「ラノコナゾール」を初めて配合した一般向け水虫治療薬で、それぞれ症状に応じて選べるよう液・軟膏・クリームの3剤型が揃えられた。水虫による皮膚症状(じゅくじゅく、ひびわれ、皮むけなど)も改善する。
 「ラノコナゾール」の開発は、農薬・殺菌剤の研究過程から派生した。同社は今後も、「研究開発型企業として、農薬の研究・開発を通じて関連する事業分野への展開、応用を鋭意検討していく」(総務部)ことにしている。

(2007.2.6)


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