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ミニハクサイ『黄味小町』の青果物 |
（株）サカタのタネではこのほど、ミニハクサイのＦ１新品種『黄味小町（きみこまち）』種子の販売を開始した。大きくて重たいハクサイを小型化することにより、一度に使い切れて無駄がない、収穫時の負担が減るというメリットがあるほか、小面積で早く手軽においしい野菜をつくりたい、家庭菜園ユーザーの要望にも応えた。既にホームセンターを中心に引き合いが殺到しているという。
『黄味小町』は、球高約20cm、球径約13cm、重さ800ｇ前後と、丸ごと１個を使いきりできるサイズのハクサイに仕上げられた。形状は尻張りのよい円筒形で、球内全体に黄色がまわり、カットした際に外葉部分の緑色とのコントラストが映える品種となっている。
極早生品種で、春まき栽培では定植後50日ほど、秋まき栽培でタネまき後55日ほどで収穫できる。特に、春まき栽培で問題となっているべと病に対して従来品種よりも強い耐病性をもち、同様に石灰欠乏症やゴマ症などの生理障害にも強い特性を併せもっている。
さらに、外葉もコンパクトなため、春まき栽培で超密植栽培できる優れた特性を発揮する。食感は、シャキッとした歯応えで、いため物や漬物、鍋物などに好適な品種と思える。
全国の種苗店・園芸店、ホームセンタールートと同社通信販売部および同オンラインショップで販売され、いずれも価格（税込希望小売価格・通信販売部は税込小売価格）は１袋２ml（約300粒）入り420円。
〈問い合わせ先〉サカタのタネ 資材統括部 電話（045）945−8806
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