このシリーズは、小規模農家層の〈・取扱いが簡単・手刈作業やモミ袋の運搬などの重労働解消・低価格〉というニーズに対応し開発された、簡単操作の低価格コンバインだ。 使いやすさの向上と労力軽減を実現する新機能、新装備の充実を図りながら、特にグレンタンク仕様では業界最安価の価格設定となった。小型コンバインの新時代を拓く、独創的発想の最新鋭2条全面刈機種だ。
◎発売型式:ER211、ER213(2条刈2型式)。
◎主な特長
1.どこからでも自在に刈れる『2条全面刈』(業界初)
・広い刈幅(905mm、同社従来機比+85mm)と新機体レイアウトにより業界初となる2条全面刈を実現。未刈稲を踏み倒す心配がなく、どの方向からでも自由に刈取作業ができる。また中割や畦際の刈取など、圃場条件に合わせた作業が楽に行える。
2.ボタン操作ひとつで刈取作業の準備完了『楽刈ボタン』を標準装備(業界初)
・楽刈ボタンとは、刈取作業開始時に必要な4つの手順(エンジン回転の自動調整、脱穀クラッチ入り、刈取クラッチ入り、自動こぎ深さON)をボタン操作ひとつで行う業界初の新機能だ。
3.刈取中のレバー操作を大幅に低減する『楽刈フィット』を標準装備(クボタ独自)
・楽刈フィットとは、デバイダ下部に装備した「ソリ」と刈取部を支える「サポートスプリング」の効果により、刈取部の地面への突込みを抑制する、クボタの独自機能。
・乾田では、一度刈取部を下降させ、接地後はレバー操作をしなくても刈取部が地面の凹凸に追従する。従来機で頻繁に行っていた、刈取部の高さ調整のレバー操作回数が、大幅に軽減された。
4.優れたコストパフォーマンス『業界最安価設定のグレンタンク仕様』
・最も小型の機種であるER211(10.5馬力)にも、本格グレンタンクを装備した「グレンタンクスペシャル」を採用。グレンタンク仕様で業界最安価設定とした。ER211G-S50のメーカー希望小売価格は156万4500円(税込)。
5.その他、上位クラス同等の充実の機能を標準装備した、など。
希望小売価格はER211-S50で141万7500円、ER213GW-S50が204万7500円(共に税込)、1月より好評発売中だ。
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