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コラム
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反射鏡
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農協共済に思うこと(続) ―調査研究活動の強化を― |
◆地味なれど大切な共済・保険 我が家はたて続けに自動車のトラブルに見舞われた。一つは軽微な車両事故、当方の過失はゼロ。されど相手方も、過失割合100%を素直には受け入れず未解決のまま。今ひとつは盗難未遂の車体破壊。我が家の車庫のスペースは1台分、そこで2台目は少し離れた貸し駐車場を使用。それがやられてしまった。聞くところによると自動車の盗難は頻発しているとのことで、嫌な時代になったものである。ともあれ、自動車保険のお世話になり、共済・保険の存在価値の大きさを改めて知らされた次第である。(購入や居住地の関係から損保を利用している。悪しからず) ◆組織統合の成果は調査研究活動に 農協共済は組織統合後、すでに4年余が経過している。そろそろ統合成果について、議論が始められても良い頃合だと思う。そこで統合効果の早期発揮が比較的に容易とされた調査研究活動を見てみたい。 ◆内外に人材を求めて活動の充実を 最後に、官庁からの人事導入についても、話題になっているようである。研究機関は広く外部に人材を求めることが基本である。官庁から来ようが、金融機関や一般企業であれ、その人が有能で適任でさえあれば良いのではないか。さらに広く有能の士を求めるべきである。そして骨を埋める覚悟で、全力投球してもらえればいいだけの話である。瑣末の論議より、研究活動そのものの充実を図ることである。共済事業としては唯一の本格的な研究機関にふさわしい役割、農協共済発展のパイオニアたらんことを念じて止まない。いろいろと犠牲を払いつつ実現した組織統合である。その結実の第一歩は、調査研究活動に表れるべきだと確信している。奮闘を祈るや切。(藤塚捨雄) (2004.10.22)
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