農業協同組合新聞 JACOM
   

コラム JA共済あれこれ

新社会人も将来への備えを

 4月に入り、桜の開花と共に、新社会人が、その新鮮な姿を現わした。
 厳しい就職戦線をくぐり抜けた新社会人は、その喜びもひとしおなためか、とてもフレッシュに映る。
 しかし、この若々しく希望に満ちた新社会人たちの将来はというと、必ずしも前途洋々でもないようだ。進行する高齢化は、多かれ少なかれ、若者層への社会負担を強いることになるし、彼らが高齢期を迎えたとき、これを支える若者層は、少子化の中ではますます減少することが予想される。
 これからの若者は、従来にも増して、自分の将来設計をきちんと考えておくことが必要になる。
 しばらく以前から「生活設計」という言葉がいろいろなところで使われるようになったが、JA共済では、早くからその必要性を訴えてきた。自分の入院や、事故といった万一のこと、結婚、育児、老後といった人生の節目節目への備えをあらかじめ考え、準備しようというものである。この準備は早ければ早いほど良いことはいうまでもない。まさに「早きこと善なり」である。
 新社会人にも、このことを考えてもらいたい。ただ、まだ社会に出たばかりで、そんな先のことまでは、考えられないだろうし、また就職したてでは、まだ給料も安い。
 親元から離れ、自分で生計を立てなければならない時に、必要性は理解しても、そこまではまだまだ手が回らないのが実情であろう。
 そこで、まずは最低の保障として、自分の病気のことだけまず考えてみてはどうだろう。掛金負担も短期のものならそれほどの負担にはならない。
 JA共済では、そういったニーズに応える、定期医療共済「せるふけあ」を提供している。

(2005.5.11)

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