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松原遠く消ゆる | ||||
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海 文部省唱歌 一、松原遠く消ゆるところ 二、島山闇に著(しる)きあたり
松根油は、あの松の木はもうみんな、こんな大っきな木でも何でも、みんなこう切って、その下へ空き缶や何か置いてそこへたれるようにして、切ったやつはその根っこを掘って、釜をこしらえて、油ァ採ったですねえ。学校にも大きいのがあったですよ。直径1メートル位だったかな。やっぱり油採ったから、あの木も、枯れちゃったですよ。 知人の兄さんは海軍士官なのに、船に乗れないで、――ということはもう乗る船がなかったんですね。鳥取の山奥で松根油を採っていました。昭和20年のことです。8月15日、日本は戦争に負けました。村の人がいってました。 高知県幡多郡大方町入野の松原は、県立公園の防風林で、戦時中軍の用材に伐れと言われましたが、軍に抗い、守り続けた人がいたおかげで、今でも残っています。
敗戦の年の5月、横浜への空爆で、海軍の石油貯蔵基地から上がる黒煙を見た昭和天皇は、元首相・米内光政を呼んだ。 |
(2006.8.23) |
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