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写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
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可愛い花なのに、草の匂いからヘクソカズラでもあるまいと、別名ヤイトバナにこだわる人々がいる。ヤイトは焼処(やきと)の訛りで、肌に残るお灸の新鮮な跡。かさぶたをとると現れる赤いただれは、ヘクソカズラの花の白に囲まれた中心の色と似ている。ソウトメバナ(早乙女花)という佳名もあり、ニックネームの多いのはよいことだと思う。果実は琥珀のように輝き、ドライフラワーに素敵だが、潰すとよく匂い、和名を思い出す。 (2004.8.17) |
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