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写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
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万葉時代に「思ひ草」と呼ばれた南蛮煙管。道の辺の尾花が下の思ひ草今さらさらに何か思はむ。恋人の絶対的な愛を確信する心情吐露の歌である。尾花は今日のススキで、葉緑体を欠くナンバンギセルはその根にとりつき、寄生(活物寄生)生活をする。少年時代、たまたま庭にススキが繁ったので、秋にナンバンギセルの微塵のような種子を播いてみた。翌秋は「思ひ草」のまさに饗宴。弟たちと手をとりあい快哉を叫んだものであった。 (2004.9.24) |
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