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写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
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柿の害虫イライラ虫。毒棘に刺されるとたまらなく痛いが、繭は鳥の卵のよう。模様がその印象を強めている。成虫の脱出孔が綺麗な円を描き、抜け殻は水瓶に似る。京都にスズメノマクラ、長野にスズメノサカオケ、岩手にスズメノナベッコの方言がある。東北地方には中の虫(蛹)をこんがり焼いて食べる土地もあった。硬い回転楕円体のこの繭、材質は絹だが、6〜7キログラムの荷重に耐えられることが70年も昔に研究されている。 (2004.12.10) |
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