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写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
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俊足の徘徊性クモである。名はアズマキシダグモ。写真は既婚の雌で、卵の袋をかかえている。独身時代、雄は食べ物を糸でくるみ、乙女に接近しプロポーズ。大食いの雌が気をよくしてプレゼントをむさぼり食ううちに、雄は首尾よく交尾をはたす。クモの婚姻給餌は西洋のピサウラ・ミラビリスで斯界に広く知られていたが、板倉泰弘さんは日本に棲む本種やハヤテグモの克明な飼育実験により、この事実を発見した。現代の金字塔である。 |
(2005.8.26) |
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