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写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
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ハンノキ(榛)の仲間で海岸地方によく見られる。根に根瘤バクテリアが共生し、貧栄養土壌にも耐えて立派に繁茂するので、砂防用の植栽に重宝がられた。早春に猫の尻尾のような雄花の穂をつけ、その根元の目立たない雌花は秋に顕著な黒褐色の球果となる。実の殻にはタンニンを含み、煮出して優れた褐色染料とすることができる。球果は果柄に1個ずつ独立して着くので、山地性のヤシャブシ、ヒメヤシャブシと一目で見分けられる。 |
(2006.1.6) |
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