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写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
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ススキ(薄)によく似ているが、穂がはるかに白く、往々銀色に輝くのは実に生じる長い基毛のせいである。株立ちにならず、地下茎を引いて列をなす。川辺や水田の際、池のはたなど湿った土地を好むのもススキと違う。古来さかんに歌に詠まれ、めざまし草、ねざめ草、かぜきき草、とはれ草などと雅名で呼ばれた。オギはなかなか古い語で、万葉集巻十(2134)に、「葦辺なる荻の葉さやぎ秋風の吹き来るなへに雁鳴き渡る」とある。 |
(2005.12.27) |
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