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写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
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節分草とはいうが深山の春は遅い。旧暦の節分に間に合えば上出来であろう。白い花びらに見えるものはじつは萼で、真の花弁は黄色い蜜腺に変わり、オシベと萼片の合間で虫の来訪を待っている。属の学名 Eranthisは「春の花」の意。ヨーロッパには黄色い花を咲かせる同属別種があるのだが、日本の学者が新たにセツブンソウ属を独立させ、興趣が半減した。分類群を大きくまとめるか小さく分割するかは今も議論の分かれるところである。 |
(2006.3.1) |
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