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写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
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播州皿屋敷の悲劇のヒロインお菊は主君の大切にしていた皿を割り、井戸に死するが、夜な夜な化けて出て皿を数える。蝶のジャコウアゲハの蛹はその背にお菊の顔が現れているという。アゲハチョウ科の蛹は糸で他物に自らをくくるが、その様子もくびれる人の姿を連想させたのであろう。江戸時代、栗本丹州がオキクムシの卓抜な写生画を描いている。テントウムシの蛹をお菊虫と呼ぶ土地のあることはわりあい近年になって知ったことだ。 |
(2006.3.27) |
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