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写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
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ニワトコの枝には白く柔軟な髄がある。これを抜いて灯火をともす芯(灯心)にしたところから肥前でヤマトウシン(山灯心)といった。近代に至り植物学実験で顕微鏡用の切片を切るのに試料をニワトコの髄に埋めたりした。重宝な木である。さて日本のニワトコの実は赤く熟すが西洋ニワトコの実は黒い。西洋種はエルダーといい、花を混ぜたケーキを英国でご馳走になったことがある。接骨木が骨折に効くか効かぬか、不明にして知らない。 |
(2006.4.17) |
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