|
||||
写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
|
苗代の季節に早くも羽化するヤマサナエ(サナエトンボ科)は、ヤンマに似た色と模様で五月の谷戸田に異彩を放つ。複眼のあいだが離れているのはこの仲間が原始的な性質を残しているからで、シオカラトンボやギンヤンマよりも大昔のトンボに近縁と考えられる。中型のコサナエやダビドサナエ、大柄なコオニヤンマなど、いずれも盛夏を避けるがごとく、初夏に出現して蜻蛉ファンを喜ばすが、夏休み型昆虫少年は馴染みが薄いことだろう。 |
(2006.6.7) |
特集企画 | 検証・時の話題 | 論説 | ニュース | アグリビジネス情報 | 新製品情報 | man・人・woman |
催しもの 人事速報 | 訃報 | シリーズ | コメ関連情報 | 農薬関連情報 | この人と語る21世紀のアグリビジネス | コラム | 田園交響楽 | 書評 |
||
社団法人 農協協会 | ||
|