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写真・文 斎藤 愼一郎 | ||
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苦味健胃剤にするオウレンは森陰の常緑多年草。早春の花は雪のように白く、果実は特異な車軸状。根茎は節くれだち、中が黄色く、ベルベリン等のアルカロイドを含み頗る苦い。日本海沿岸や栃木県等の山村では貴重な現金収入源だった。福井県西谷村は昭和41年9月の水害で壊滅的被害を受け、廃村に追い込まれたが、往年はのどかな林業の村、民俗の宝庫で、オウレン栽培も盛んだった。大野市のブナ林に守られる自生地に面影が残る。 |
(2006.9.19) |
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