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写真・文 斎藤 愼一郎 | ||
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ちょっと高級な楊枝にするクロモジは、クスノキ科の特性で精油(クロモジ油)を含み、葉をもんでも枝を手折っても馥郁たる香りがする。写真は冬芽をつけた枝先で、細長い芽は葉になり、丸い芽は花になる。早春、他にさきがけて淡い黄色の花を開き、花弁は六深裂、おしべは9本と、3の倍数であるのが面白い。クロモジは木があまり大きくならず、森林の低木層の構成樹種である。日本海側に分布するものをオオバクロモジと呼んでいる。 |
(2007.1.9) |
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