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写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
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蔓を篭編みに使うアケビは春の新芽、秋の果実を民間で食用にする。若葉は苦味が強く沢山食べられるものではないが、煮付けて酒の肴によい。実はタネの周りの甘い粘質部を生で食う。果皮も舌が曲がるほど苦く、煮て食えるが食通向き。一株に雄花と雌花が咲き、雌花には複数のメシベがあり、一部が秋に至って熟す。属の学名Akebiaは日本語にラテン式語尾をつけたもの。アケビ科はアジアと南米に40種ほどが分布する原始的な植物群である。 |
(2007.4.6) |
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