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写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
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北国の遅い春。とびきり美しい蛾がおどり出す。ヤママユガの仲間だが、後翅の目玉もようは特大級。しかも黒目の中に、深い青と純白の紋。フクロウの顔かと見まがう以前、造化の妙に息をのむ。淡緑色の幼虫は樺(カバ)、榛(ハンノキ)、楢(ナラ)、山毛欅(ブナ)などの葉を食べ、蛹で冬を越す。成虫は年一化性である。ユーラシア大陸に広く分布し、いくつもの亜種に分かれる。写真は山形県西蔵王でゴールデンウィークに撮影したもの。 |
(2007.5.21) |
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