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写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
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花容が珍しい。花びらは上の三弁が小さく赤斑を散らし、基部に黄紋。下の二弁は純白で裾長く、左右が不揃い。地に伏す葉は丸く肉厚で、葉脈に沿い白条があり、裏はしばしば紫を帯びる。水湿の樹下や崖・石垣などに生え、栽培もされる。民間で葉を火にあぶり、腫れ物やシモヤケに貼って癒した。「中国高等植物図鑑」には清熱解毒、涼血止血、治耳炎とある。赤くて細い地上茎を伸ばし、先で発芽発根して増えるなかなかの知恵者である。 |
(2007.6.15) |
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