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写真・文 : 斎藤愼一郎 | ||
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古人は花を赤鬼の顔と見た。名にそぐわぬ美貌で、しかも球根(正しくは鱗茎)を食用にする。いわゆる百合根で、栽培出荷する地方がある。人里に近い野山や田畑の縁などに生え、元来は畑から逸出したとする説も。太古に中国から渡来したものか。日本のオニユリは三倍体で染色体が一組多く、花のあとに実ができない。そのかわり葉の腋に黒紫色の珠芽(むかご)が着き、地に落ちて増える。花壇にも植え、ときに二重咲き品を見かける。 |
(2007.7.27) |
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