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「食」とは何かが問われている −BSE問題 |
食品安全委員会プリオン専門調査会が3月28日に開かれる。全頭検査体制の見直しについて、とりまとめの議論が行われる見込み。論点は何か。識者に聞いた。 |
福岡伸一・青山学院大学理工学部教授 今、問われているのは輸入の是非ではない。BSEが問いかけたのは食とは何かということ。その原点に立ちかえって考えるべきだ。 ◆食品安全委は独立性をもって科学的な議論を 神田敏子・全国消費者団体連絡会事務局長 食品安全委員会が昨年まとめた中間報告では、20か月齢以下は検査から除外していいという内容ではなかったはず。20か月齢以下の感染牛は見つからなかった、というだけだった。人へのリスクもデータが少ないなかで推論に推論を重ねた結果で、BSEについてはまだまだ分かっていないことが多く、基本的には現行の検査体制を続けるべきだと思う。未来永劫継続すべきとは考えないが、変更するのであればみなが納得できる説明ができるかどうか。中間とりまとめでは検査レベルを上げることも課題とされていたことも大切な点だ。 | ||
(2005.3.24) |
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