●…表紙は、「農のある風景」で飾る。７月号は県歴史的文化遺産に指定された棚田。鏡面のように広がる美しい棚田に「ＪＡらしさ」がにじむ（６月号は新茶の収穫風景）。「毎号頭を絞る」（担当の大石勇二さん）特集は、スタートして３カ月たった介護保険の現状と今後の課題。８頁にのぼる力作。毎年、各支所から部長以上が集まって編集委員会を開き知恵を絞るだけに、各号の特集は読みごたえがある。６月号は「日本農業再建−ｗＷＴＯ協定を考える−」だった。

　●…「農作業ガイド」も６頁の特集で、水稲から柑橘、ウメからキク、洋菜まで幅広い。よく読まれている一つが「おじゃましま〜す！」子どもたちの農業体験。管内３市５町の小学校の児童に毎号、各地の時期に合った農作業にチャレンジしてもらうが、「クワを使うのが初めてだったし、くつに泥がいっぱいついて大変でした。けど、楽しい体験でした」（７月号・バレイショ、６月はチンゲンツアイ）など、子どもたちのに素晴らしい体験を提供しているようだ。 　

●…裏表紙には「ＴＯＰＩＡ'Ｓ　ＭＥＭＢＥＲ］として、組合員や家族を写真で紹介。単に顔写真だけでなく、号ごとにテーマを設けて（６月・田植え、７月・雷）一言談話が載っているのも楽しい。