農家のほ場や庭先に出向いて、担い手への営農・経済情報の提供、肥料・農薬をはじめ農家の営農ニーズに応える生産資材の普及を行なうと同時に、農家からJAに対する要望を聞き、JAの事業活動・施策として実践する「営農経済渉外員制度」を導入するJAが増えてきている。
JA全農によると今年3月末現在で、36県・166JAで設置され、渉外員数は1864名にのぼるという。
JA全農では、農家組合員とのふれあい活動によって、JAグループへの信頼構築・満足度向上に貢献する営農経済渉外活動について、全国的な取り組み気運を高め、活動の目的・役割の重要性への理解を広げること。この活動を積極的に実践している担当者による活動状況・推進手法の事例報告や意見交換を行なうことで参加者の交流・相互研鑽やJAグループの連帯感の醸成をはかること、などを目的に「JAグループ営農経済渉外活動パワーアップ大会」を開催することにした。
こうした試みは今回が初めてだが、JA全農肥料農薬部は「全国での営農経済渉外活動の定着・発展に向けた“キックオフ大会”」にしたいと考えている。
【開催概要】
日時:9月2日(金)13時〜17時30分
場所:キャピトル東急ホテル(千代田区永田町2-10-3)
主な大会内容:
1.情勢報告(農水省の農産安全管理課)
2.基調報告「営農経済渉外活動の向上・定着に向けて」(全農肥料農薬部)
3.優良活動事例報告とパネルディスカッション
問い合わせは
全農肥料農薬部広域企画課
03−3245−1025
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