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催しもの |
農薬でもっとも権威ある国際会議 2006年8月に神戸で開催 −IUPAC (10/14) |
同会議は、1963年のロンドンでの開催を皮切りに今回で11回を数える。日本での開催は、1982年の第5回の京都開催に次ぐ2回目。大会組織委員会の上山功夫副委員長(バイエルクロップサイエンス相談役)、梅津憲治委員(大塚化学ホールディングス取締役、日本農薬学会会長)ら出席のもと農薬工業会記者会で明らかにした。 神戸会議は作物保護、公衆衛生、環境保全に関する技術革新のテーマのもと、これまでの純“化学”農薬にとらわれることなく、対象としてベクターコントロール(媒介体制御)などを超えた広い範囲を含み、また最新のゲノム創薬やPOPs(残留性有機汚染物質)に関する特別講演、研究者が一堂に会しての討論、あるいは一般消費者向けのオープンセミナーなども予定されている。 さらに、今回初めて取り組むランチョン&イブニングセミナーでは中国、韓国などアジアの国々の研究者が各国の農薬科学を紹介するほか、ポジティブリストなど関心の高いトピックについても講演、討議の場も準備されている。 注目の基調講演は、J.C.コリンズ米国デュポン社副社長兼農業事業部長が『作物保護の化学:未来への挑戦と機会』の演題で講演する。また、特別講演を森謙治(東大名誉教授)、K.D.ラッキー(IUPAC化学と環境部会長、ダウ登録部長)、Y.ヤン(中国農業部農薬検定所)の各氏らが行う。 上山副委員長は、「世界各国から、約1200名の科学のエキスパートたちが集まってくる。植物防疫、農薬産業発展への貢献、交流を深めることによる研究者の資質の向上にとどまることなく、広く21世紀の食料を見つめていく国際会議になってほしい」と談話している。 なお、組織委員会では研究成果のポスター発表を募集している。詳細はホームページで。http://www.iupac2006.jtbcom.co.jp 日本農薬学会会員には登録費補助制度もある。 〈問い合わせ先〉〒657−8501 神戸市灘区六甲台町1−1 神戸大学農学部生物機能化学科 大会事務局 佐々木 電話・FAX(078)803−5919
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(2005.10.14) |
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