シンポジウム『都市における里山環境の保全再生と市民・企業・行政の役割』(主催:芝浦工業大学 システム工学部)が5月14日、芝浦工業大学大宮キャンパス斎藤記念館を中心に開催される。地域の里山環境の保全再生に果たす役割を考えていく。
同シンポジウムは、自然再生が課題とされている今日、里山環境の保全再生の方策について、現場での様々な取り組みを踏まえた基調講演や事例報告をもとに、専門家と参加者との交流を深めていくもの。「樹木医」による樹木に関する実践的な講習会も見逃せない。
基調講演を『霞ヶ浦アサザプロジェクト―循環型公共事業の発想と実践―』で飯島博NPOアサザ基金代表理事が行い、『見沼区の里山環境の変遷とこれからの課題』のパネルディスカッションには(財)埼玉県生態系保護協会の野中みどり浦和支部役員、神奈川県自然環境保全センター研究部の中川重年専門研究員らが出席する。
樹木についての講習会では、日本樹木医会埼玉県支部の鈴木信晶さんが「樹木医の資格を取るには」を解説する。
また、樹木医の深沢尚樹さんによる「英国の樹木医アーボリストによる屋外ロープワーク実技披露」も楽しみだ。
【芝浦工大 シンポジウム開催概要】
◇テ−マ:『都市における里山環境の保全再生と市民・企業・行政の役割』◇日時:2005年5月14日(土) 10時〜16時30分◇場所:芝浦工業大学大宮キャンパス斎藤記念館◇問い合わせ先:芝浦工業大学大宮校舎 学事部学事課 電話(048)687-5130 E-mail
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