農産物流通技術研究会(岩元睦夫会長)は11月25日、東京都港区の南青山会館で『2006年度(第27期)定期総会』および『総会記念シンポジウム』を開催する。
記念シンポジウムのテーマは、『新市場法下の卸売市場流通戦略のあり方』。2004年の卸売市場法の改正にもとづき、2009年4月より委託手数料の弾力化が始まる。これらにどう対応していくかが卸売市場(特に卸売業者)と産地にとって最大の問題とされている。
卸売市場は委託手数料の引き下げ競争にのめり込むのか、それとも何らかの方法で取引コストに見合った手数料の徴収を実現できるのか。また、産地はどのように物流の効率化を進めていくのか。シンポジウムでは、問題解決のための糸口を見出していく。
【講演内容および講演者】
◇「卸売市場はどのように集荷し、どのように販売するか」(東京農業大学国際食料情報学部 藤島廣二)
◇「産地の出荷・販売はどうあるべきか」(日本農業新聞編集委員兼論説委員 小暮宣文)
◇「物流効率化をどのように進めるか」(JFEエンジニアリング(株)流通システム部 菱沼英輔)
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