農業協同組合新聞 JACOM
   
催しもの

第15回無人ヘリ飛行技術競技大会 オペレーターの技能向上に向けて
《農水協・推進協》 (11/3)

 (社)農林水産航空協会と全国産業用無人ヘリコプター推進協議会(注)主催による『第15回全国産業用無人ヘリコプター飛行技術競技大会』が11月3日、茨城県水戸市鯉淵町の農林水産研究所研修館圃場で行われる。108ペアが5操作部門に挑む。
 農林水産業への産業用無人ヘリコプター(以下、「無人ヘリ」)利用は、平成3年度から実用化されて以来、15年が経過した。
 作業能力が高いことによる広域な一斉防除を可能としたことや、重量物を背負う必要がないため農作業労働の負担を軽くしたことなど多くのメリットを作業者にもたらした。担い手対策の一環としても注目されている。
 無人ヘリは水稲をはじめ、小麦、大豆、野菜、果樹、レンコン、松くい虫などに利用され、平成18年度の予想面積は全国で約75万ha(対前年比105.6%)となっている。9月末現在の機数は約2200機、オペレーターは約1万2000名を数える。
 (注)産業用無人ヘリコプターの普及および円滑な運航をはかるため、操縦者、機体の所有者から構成される任意団体。

担い手対策の一環としても注目されている(昨年の競技大会から)
担い手対策の一環としても注目されている
(昨年の競技大会から)
(2006.11.2)


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