農水省関東農政局は(財)食品産業センター等と共催で2月9日(火)午後1時から、「知的財産の利活用と地域特産品ブランド化セミナー」を三会堂ビル9階・石垣記念ホール(東京・港区赤坂)で開催する。
食料自給率の向上および地域経済の活性化を図るためには、消費者・末端ユーザーの多様化し高度化する要望に応えた高品質の農産物や食品の生産・製造が重要となっている。そこで、新たな生産・製造技術等の導入とブランド化を進めるため、特許の利用促進や地域団体商標制度の利活用に関するセミナーを開催し、同時に地域産品のブランド化に役立つ意見交換会を開催する。
セミナーの内容は、以下の通り。
▽「特許の活用促進に向けた取組み」 (独)工業所有権情報・研修館流通部部長代理 野村伸雄氏
▽「農林水産大臣認定TLOAFFTISアイピーについて」 (社)農林水産技術情報協会特許情報部技術主幹 高野博幸氏
▽「地域団体商標制度について」 特許庁審査業務部商標課商標制度企画室室長 芦葉松美氏
▽「地域ブランド化をめぐる課題と展開方向(仮称)」 千葉大学園芸学部教授 斎藤修氏
▽「地域特産品のブランド化実践事例の報告」
・三ヶ日みかん:JA三ヶ日町営農センター部長 井口義朗氏
・草加せんべい:草加地区手焼煎餅協同組合理事長 沼口孝次氏
募集人員は150名。参加申込および問い合わせは、関東農政局生産経営流通部食品課(TEL048-740-0034)齋藤。
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