大地を守る会、全国農協中央会などでつくっている「100万人のキャンドルナイト特別企画 身近な食で地球を冷ませ! キャンペーン2006実行委員会」が主催し、農水省が後援する催しが、今年も全国各地でおこなわれる。
「電気を消してスローな夜を・・・」を合い言葉に、夏至の日などの夜2時間だけ、便利さの象徴である電気を消して、ゆっくりと家族、仲間、そして世界との関係を見直そうという「100万人のキャンドルナイト」。
キャンドルナイトの当日、ろうそくを灯して大切な人びとと語らいあうひとときには、できるだけ身近でとれたものを食べながら語り合おうとの趣旨でおこなわれる。
期間は、6月17日(土)から21日(水・夏至)までの5日間の午後8時から10時まで。趣旨に賛同して全国各地で多くの人びとが実行してくれるよう呼びかけている。
「100万人のキャンドルナイト」は、2002年秋からNPOの大地を守る会などが呼びかけを始め、2003年からは環境省の協力を得て、より多くの人びとに呼びかけがおこなわれている。今年も環境省の「二酸化炭素削減/ライトダウンキャンペーン」と連携しておこなわれている。
現在の日本の食料自給率は40%。約60%の食料を海外に依存し、輸入のための輸送エネルギーを消費している。
住んでいる地域になるべく近いところでとれたものを食べる「地産地消」を心がけることにより、フードマイレージ(食べ物の輸送距離)が短縮され、エネルギーの節減や二酸化炭素の削減につながり、地域温暖化対策にも貢献することをめざしている。
関連情報は、次のURLから。
▽「100万人のキャンドルナイト特別企画 身近な食で地球を冷ませ!
キャンペーン2006」
http://www.daichi.or.jp/pc/chikyusamase/index.html
▽「100万人のキャンドルナイト」
http://www.candle-night.org/
▽「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」(環境省)
http://www.wanokurashi.ne.jp/act/campaign/index.html
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