歴史と伝統を背景に、独自の文化を培ってきた関西地区が、これから向かう道筋を考える、第29回読売関西フォーラムが、「関西飛躍の道筋を探る」をメインテーマに、8月3日、大阪商工会議所国際会議ホールにおいて開催される。
今回のフォーラムは、創意工夫で技術を形にする企業のトップや、改革に取り組むリーダーから提言を得て、関西地区の総合的な活性化に向けたビジョンを探ろうというもの。
木村尚三郎東京大学名誉教授(平城遷都1300年記念事業協会総合プロデューサー)が「よみがえる平城の夢〜ものへの愛情、人への愛情、土地への愛情〜」のテーマで講演する。続いて、ノンフィクション作家、山根一眞氏のコーディネートで、「技術と知恵で価値を創出する」を巡りパネルディスカッションが行われる。
パネリストは、次ぎの各氏。小谷茂雄氏(グンゼ会長)、服部重彦氏(島津製作所社長)、雑賀慶二氏(東洋精米機製作所社長)。パネルディスカッションの後、西川善文氏(日本郵政社長)の「21世紀の企業経営」と、北側一雄氏(国土交通大臣)の「東アジア大交流時代と関西」と題する講演が行われる。
このフォーラムには、はがき、FAX、インターネットによる応募者の中から、抽選で500名が招待される。締切は7月24日。この件に関する問い合わせは、06-6366-1737(読売関西フォーラム係)まで。
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