日本ブルーベリー協会(志村勲会長)の第12回全国産地シンポジウムが8月4日〜5日の2日間、千葉県木更津市で開催される。シンポジウム名は『2006ブルーベリーin木更津』で地産地消、女性起業、心を癒す観光農園への展開を探っていく。
千葉県は、温暖な気候と大消費地に隣接する恵まれた立地条件を活かして、全国屈指の園芸王国として発展してきた。
このような条件のもと、木更津市におけるブルーベリー栽培は、わが国における経済栽培の先駆けとしてはじまり数々の特徴をもっている。特に、市場出荷を目的とした生果生産、施設栽培、および都市近郊における観光果樹園経営による販売体系の確率は全国のモデルともなっている。
一方、同県下では女性によるブルーベリー起業への取組みが多く見られ、高齢化や担い手不足などをカバーし、地域の活性化をもたらしている。また、自然景観を活かした観光ブルーベリー園経営も盛んで、21世紀農業のキーワードとされる「地産地消」、「健康・福祉」、「環境・保全」、「観光・保養」の分野を全て提供できる力を包含している。
初日の4日は、アカデミアホールで開会式、記念講演、パネルディスカッションが行われ、2日目の5日は、木更津市内のブルーベリー園の見学会が予定されている。
〈問い合わせ先〉日本ブルーベリー協会 事務局 電話(03)3436−6121
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