農業協同組合新聞 JACOM
   
催しもの

「光触媒の農業・農産物流通への利用」テーマに研究例会開催
《農産物流通技術研究会》 (9/1)


 (独)農業・食品産業技術総合研究機構食品総合研究所 流通工学ユニット内農産物流通技術研究会では、9月1日、千代田区神田佐久間町の、(財)東京都中小企業振興公社第一会議室において、「光触媒の農業・農産物流通への利用」をテーマに第117回研究例会を開催する。
 光触媒「酸化チタン」は、水の電気分解により水素を発生させる夢のエネルギー源として1970年代に注目を集め、その後、有機物分解反応、特に水の浄化反応への応用研究が進み、近年はこれらの研究成果により、街灯カバー、建築物の外壁、手術室壁面などへのコーティングによる汚れ防止、自動車のミラー類の汚れ防止や、親水性を利用した視覚確保など様々に利用されている。
 農業・農産物流通への応用も研究が広がり、農産物生産への利用や、鮮度保持技術への応用がなされ始めている。今回の研究例会では、光触媒の農業生産・農産物流通への応用研究について、この分野の第一人者が講演し、光触媒の今後の利用方法について、議論する。

 研究例会概要
1.日時:平成18年9月1日(金)13:15〜17:00
2.会場:(財)東京都中小企業振興公社第一会議室(千代田区神田佐久間町1-9)
3.演題
・光触媒「酸化チタン」とは
砂田香矢乃 東京大学先端科学技術研究センター特任助教授。
・光触媒の農業生産への利用研究
深山陽子 神奈川県農業技術センター経営情報研究部。
・光触媒の農産物流通への利用研究
真子正史 東京農業大学農学部教授。
・光触媒の実用化技術
石川栄 盛和工業(株)研究部の各氏。
総合討論の司会は、同研究会椎名武夫事務局長。
 定員は100名で参加費は会員3000円(資料代)、非会員20000円(参加費・資料代)。
この件に関する問い合わせ、参加申込は、
農産物流通技術研究会:TEL029-838-8027まで。

(2006.8.4)



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