農業機械学会(会長:梅田幹雄京都大学大学院教授)は、農業機械・食品加工分野における技術者、研究者の技術力向上、並びに交流と親睦を図ることを目的に、12月8日、京都リサーチパークにおいて、「次世代に繋がる農業機械・食品加工分野の新技術とその展望」をテーマに、「第11回テクノフェスタ」を開催する。
テクノフェスタでは、基調講演として
◎「マイクロ波空中送電技術を応用した農業機械の電気駆動」笈田昭(京都大学名誉教授)
◎「食品工業における最近の技術について〜凍結と解凍から自動機械まで〜」篠崎聡((株)前川製作所技術研究所副所長)が行われる。
その後、8つの分科会で、専門的課題が討議される。各分科会のテーマは次の通り。
○分科会1:トラクタ・トラクタ作業機、テーマ<トラクタ用作業機の課題と新技術の開発方向>
○分科会2:田植・直播機、テーマ<今後の農作業を考える〜省力化、コストダウン、ユニバーサルデザイン〜>
○分科会3:防除・管理作業機、テーマ<防除作業の現状と農薬のドリフト防止対策>
○分科会4:コンバイン、テーマ<汎用(普通型)コンバインの現状と課題>
○分科会5:穀物乾燥調整・品質評価用機械、テーマ<米の品質評価技術の現状と課題>
○分科会6:野菜用機械、テーマ<環境に優しい野菜栽培を目指して〜施肥技術の現状と課題〜>
○分科会7:制御技術、テーマ<農業機械のX-by-Wire技術>
○分科会8:食品加工技術、テーマ<おいしさからみた食品加工技術の現状と課題>。
「第11回テクノフェスタ」開催概要
・テーマ:次世代に繋がる農業機械・食品加工分野の新技術とその展望
・主催:農業機械学会
・日時:2006年12月8日(金)11:00〜19:30
・場所:京都リサーチパーク(京都市下京区中堂寺南町134)
・費用:当日受付払い。参加費(資料代込み)一般5500円、学生無料。意見交換会費(一般3500円、学生1500円。昼食弁当代1000円。
・問合せ:九州大学大学院 農学研究院 生産環境科学部門 光岡宗司氏 TEL092-642-2929まで。 |